ステューデントアートマラソンvol.12.     11月26日の私の回のまとめ

・ワークショップを実施。
・内容:参加者にドローイングをしてもらう。
お題「指定の紙に自由にドローイングをして下さい」
4分間自由にドローイングをしてもらう。
描き終えたらドローイングを「他者に見せる」/ 「他者に見せない」のどちらかを選択し
他者に見せる人は制作意図等、見せない人はなぜ見せないのか
10秒ほどで発表する。

ワークショップの意図:作品を他者に見せる/見せないの判断基準、表現と発表の関係性を振り返る。

参加者23名のうち、「他者に見せる」を選択した人8名/ 「他者に見せない」を選択した人14名

ワークショップを通して考えたこと
想像していたほど「他者に見せる」を選択した人が少なかった。
私もドローイングをしたが、インタビューに集中するあまり発表をしそびれた。
なのでこの場を借りて発表する。

私は「他者に見せない」を選択した。
「そもそも自分にとっての表現とは、自身のためにすることである。
表現と発表は重なる要素があっても同じではない。
従って私は「他者に見せない」を選んだ。」

表現とは、言うまでもなく作り手である自分が初めて見る。
その為まず自分の「表現したい」という欲求から始まる。
その次に他者に見せるということを行い、他者からの評価なりを受け取る。
この過程で果たして「表現」=「発表」なのか?ということを
改めて自分に問うてみたかった。
このワークショップを通して、
表現することと発表することは、重なる要素はあるが同じではないと感じた。

そして、今後自身が制作・発表をする上で作品を「他者に見せる」/ 「他者に見せない」の
選択をする一つの物差しを、自分の中で明確化することができた。




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